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赤褌ウォリの旅の途中

友に届け!近況連絡

れっつごー外外 その1

夕べ日本を出発した。
最近、国際線の機内持ち込み荷物はいろいろとうるさい。
特に瓶入りの水分やらライター類は厳しいのだ。
出国手続きの時も、当地についてからの入国検査のときもいちいちと指摘される。
思い返せば、いろいろなものを取り上げられたものだ。
<取り上げられたもの>ライター、シャンプー、煮干し、ししゃも、ロンガン、ドラゴンフルーツ
<取り上げられそうで大丈夫だったもの>生卵、さくらんぼ2kg、ランブータン(果物)20個
特に検査官が女性の場合、徹底的にやられる傾向がある。
職務に忠実なのだ。

ランブータンを持ち込んだときの話。
どうしても家族に食べさせてあげたくて、植物検疫に引っかかるのを恐れつつ、スーツケースに詰め込んで帰国。
で、いつもはスルーする検査場で女性検査官に止められ、案の定「スーツケースを開けろ」といわれてしまい、「ここまでか・・・」と覚悟した。
しかし、ランブータンを隠すように被せていたパンツ・靴下類(使用済み・未洗濯)が奏功し、検査官は空けたスーツケースをすぐ閉めたそうな様子をしたため、僕は「さあ、どうぞどうぞ。パンツとかめくって確認してくださって結構ですよ」と居直ってみた。
そこは、職務に忠実な検査官女史。とりあえず端っこのパンツをつまむようにちらりとめくり上げたものの、テレビ放映ならモザイクがかかるようなスーツケース内の荒廃した模様に耐えられなかったのか、その下のランブータンをろくに確認もせずに「はいどうぞー」と通してくれた。

ランブータンはじいさんばあさん女房子供とおいしく頂いたことは言うまでもない。

もはや、この入国検査の時のやり取りが楽しみにもなりつつある。
今回は手荷物で、瓶入り鮭フレークと瓶入り岩海苔、瓶入りなめこを持ち込んでみた。
通った暁には、ここチャイナの地でお茶漬けを楽しむためだ。

まず日本の出国時に止められた。
きっちり厳重にパッキングしたダンボールに入れたのだが、それを開けろという。
「中身は、今晩楽しむお茶漬けセットです。決して爆発するような代物ではありませんです」と申し開きをし、「開けたら最後、ちゃんと現地まで持っていくのに不便がないように詰めなおしてもらえるんですか?」と居直り、「しばらく缶詰になる僕の楽しみを取らないでくださいよう」と懇願したが、「研修中」と書かれた名札をつけた検査官は決して許してはくれず、3つの瓶がステンレス台に並べられた。
○岩海苔は・・・「ダメなのは液体でしょ?」「ペーストもダメです」「・・・」・・・没収。きっと今晩の当直がこの岩海苔でお茶漬けするのだ。くそう(涙)
○なめこは・・・「ほら、見ただけでキノコでしょ?爆発しないですよ」「・・・」「なんなら、振って見ましょうか?」「あのねぇ、キノコというより、キノコが浸かってる周りの液体が問題でして」「えぇ?厳密すぎるぅ」「規則です」「・・・」・・・没収。きっとおかわりのあつあつご飯にこのなめこをどっさりかけて食べるんだ。今日の当直が。
○鮭フレークは・・・「瓶入りは・・・」「これは、液体でもペーストでも、ジャブジャブと液に浸かっているわけでもないですよ。航空規則に鮭はテロのもとにだからダメって書いてます?」「良いでしょう・・・」・・・合格(喜)
1勝2敗。
「あーあ、岩海苔となめこをあつあつご飯にかけてお茶漬けしたかったなぁ」
「それは帰国の時のお楽しみにしてくださいませ」
研修中にしては、シャレが通じる検査官だ。・・・完敗。

あとは、チャイナの入国検査を鮭フレークが通るばかり。
で、予想どおり、しっかりと止められた。いかにもベテランっぽいおばちゃん検査官だ。
「じゃーしーしぇんまどんし(こりゃ何かね?)」
何を言ってるのかはしっかりとわかったけれど、とりあえずド日本語で「シャケですわ」と答えた。
「???しぇんま?(何やって?)」「そやから、シャケのフレークですがな」「???」「サーモンフレーク!!!」「???」「さあもんのほぐしたやつ」

・・・「好!(いってよし)」

ほんまにX線写真とこの説明でなっとくしたんかいな?と笑いをこらえつつ、「しぇーしぇー」とスマイルしながら飛行機に乗り込んだ。
このアバウトさが日本の検査官にあったなら、少なくともなめこは食べられたやろうにと悔やまれるが仕方がない。

で、鮭茶漬けは食べたのか?
結局、到着したのが日本時間の夜中2時だったため、そのまま宿舎でノックダウンした。
鮭はまだ食べていない。
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  1. 2008/11/27(木) 00:55:45|
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スクランブル

『規格を超えている』
連絡が入ったのは3週間前。
来期のシーズンインまでに対策を立てなければ、泣くのは自分である。

そして、この3週間、できる限りの対策を講じたが、いよいよ現地でのワークが必要な雲行きとなった。

旅装を整えた。
傷だらけのトランクにぎっしりと着替えを詰め込んだ。

工場に付属の宿舎に2週間缶詰めになる予定だが、何でも、現地は暖房がないとの事。
この時期に暖房がない部屋で寝泊まりと言うのは…。

いよいよである。
今夜はしっかりと眠ることにする。
  1. 2008/11/25(火) 02:01:07|
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プロローグ ブログ開設にあたり

何度目かの日が昇る頃、甲板に降り立つカモメを見かけた。
『陸が近い』
僕は身支度を整えると、残りのベーコンとパンを口に運んだ。
友が急ぎ拵えてくれた食材だ。

やがて船が港に入り、桟橋がかけられる頃には、日は高くなっていた。

暗い船室から出たばかりの僕は目を細めながら、海辺の猫の額ほどの狭い土地に押し込められた街並みと、その背後の山々に目をやった。
違う匂いのする土地。

徒歩で行くと決めていた。


ただ土産話が仲間たちに届けばいいな。
  1. 2008/11/19(水) 21:30:36|
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